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火災保険が適用される条件

ここでは屋根修理に火災保険を使用する妥当性や、具体的に適用される要件について説明しています。

意外と適用範囲が広い火災保険

火災保険というと、名前のとおり火災にしか適用されない保険だと思われがちですが、実はそれだけではありません。

台風や突風など自然災害に適用される

台風や突風、水害、落雷、雪害などの多くの自然災害に対しても適用されます。一度保険証券などに記載されている補償内容に目を通して見ると良いかと思います。

具体的には風による災害、例えば台風で雨樋が破損してしまったり、ヒョウが当たって割れてしまったカーポートの屋根などが修理できた事例があります。水災では、台風や大雨によって川が氾濫して浸水するといった被害はもちろん、雨漏りや長年の雨によって発生した錆も対象になった事例も。

他にも滑り雪で歪んだ雨樋や、長期間の風雨による漆喰崩れも火災保険によって修理できることがあります。

こうしてみると、長年の風雨による劣化の補修も火災保険で修理できる可能性があることがわかりますね。

火災保険のプランをチェックしよう

ただ、火災保険には住宅のあらゆるリスクを総合的に保証する「住宅総合保険」と、ベーシックな保障をする「住宅火災保険」の2種類があります。

住宅総合保険では適用される範囲も広いですが、住宅火災保険では風災については保証してくれるものの、水災などの保障がない場合もあります。

火災保険のプランによって保証される災害も異なりますので、まずはご自分のお家の火災保険がどのようなタイプで、どのような災害に対して保証してくれるのかを確認しましょう。

屋根修理に火災保険を活用するのは当然の権利

例えば、台風で瓦が飛ばされた、あるいはどこかから看板が飛んできて屋根が破損したという場合には、誰が見ても明らかに風災なので間違いなく火災保険は適用されます。

しかし、こうした災害がなくても、築15年以上も経っているような建物であれば、長年の雨や台風突風、落雷、雪害などで何らかのダメージを受けていると言えます。

これが経年劣化の修理でも「風水被害」と認定されて火災保険が適用される理由です。「本当に保険を使ってもいいの?」と思われるかもしれませんが、火災保険は本来そういうものであり、長年の台風や雨による被害に火災保険を活用するのは当然の権利なのです。(ただし、保険会社はお金を払わなければいけないので、積極的に申請をするようにはすすめていません)

屋根の漆喰が剥がれている、瓦の割れや浮き、ずれなどは風災で火災保険が適用される可能性があるので、自費で修理する前に火災保険が使えるかどうかを専門の業者に相談してみるのがおすすめです。

火災保険を適用できない場合

火災保険に加入する際には、保険が適用される範囲をしっかりと覚えておかなければなりません。一方で火災保険は、その適用範囲が意外に広く、風災の一部にも適用されますが、その事はあまり知られていません。ここでは、まず最初に火災保険が適用されない風災の具体的な事例について紹介します。

火災保険が適用されない事例として最初に挙げるのが、自然な消耗による経年劣化です。風災などによらないこの事例では、建物全体が修理対象となり、費用が膨大になる事も少なくない為、保険の対象とならない事が殆どです。また、風災による軽度の劣化があっても、建物全体の老朽化が激しいと火災保険が適用されない事もある為、小まめなリフォームを行う事により経年劣化を防ぐ必要もあります。これにより破損が風災によるものと認定されれば、保険が適用されることもあります。

また、被保険者側に過失があったと認定される場合も保険は適用されない為、注意が必要です。例えば、台風や竜巻などの風災によって屋根が内側から破損したものの、その原因が、被保険者が窓を閉め忘れていた事などにあるとされた場合、保険は適用されません。

風災と言う観点に限定した場合はほぼ無関係ですが、あまりに災害の規模が大きく、保険会社の支払い能力を超えていると認定された場合もまた、保険の適用外となる事があります。この様なケースは地震や噴火などに多く、地震保険などへの加入も考えておくのがおすすめです。

これらの適用されない事例は、規約に記載されている物が殆どである為、予め確認しておけば、いざ修理が必要になった時にも慌てずに済むでしょう。

火災保険を適用できる場合

一方で火災保険の加入者は、保険が適用される事例に関しても当然熟知していなければなりません。多くの場合、火災保険の加入者は火災による建物の破損だけを保険の適用対象として想定していますが、風災に関しても適用範囲内としている火災保険は少なくありません。

火災保険は、台風、竜巻、つむじ風、暴風など、基本的には殆どの風災を適用対象としています。これらは、内部外部問わず建物自体の破損だけでなく、家財の破損も適用対象とする為、幅広く補償を受けられるでしょう。また、当然屋根の破損に対する修理費に関しても適用対象となります。保険金支払いの申請は修理完了後でも可能ではありますが、破損個所の写真を保険会社から要求される事もある為、修理をする前に撮影しておくのが良いでしょう。

しかしながら、「火災保険」という名称から、これらの風災が適用されないと勘違いしてしまう方は多く、保険金の受給資格があるにもかかわらず、申請すら行わないと言う方は意外にも多い様です。風災による屋根修理の費用は膨大になるだけでなく、屋根の修理を行っている業者の中には、保険金が下りる事も考慮して修理費を設定している業者もある為、申請は必ず行う様にしましょう。

修繕できる箇所の例

大阪に限らず、屋根の修理を行う業者は数多く存在し、修繕できる箇所に関しても、業者ごとに違いがあります。ここでは、それらの業者を利用する事で修繕できる屋根の箇所の例を紹介します。

屋根の修繕で最も多いものの一つが瓦に関するものです。近年では地震の際に危険であると言った理由から、昔よく見かけたような瓦を使用した家は建てられなくなっていますが、一方で瓦を使用した家は、その殆どが建設から一定年数が経過しており、風災による被害が表れやすくなっています。その為、瓦自体が老朽化している事も多く、修繕が必要になるケースもまた増加傾向にあります。

特に風災によって瓦に破損が生じるケースでは、膨大な枚数の瓦の交換が必要になる為、総葺き替えとなるケースも少なくありません。この場合、修繕にはより高い技術が必要となる為、確かな実績のある業者に依頼した方が確実でしょう。

また、軽度の風災であれば、部分修繕で済む場合もあります。この場合、修繕費は10万円以下で済む事もありますが、再度の風災被害を防止する為に、より強度や耐久性に優れたガルバリウムと呼ばれる金属屋根などを使用したカバー工法による修繕を依頼する方も少なくありません。

一方で風災による見た目の被害はなくても、雨漏りなどの被害が表れてしまう事もあります。このケースで必要となる防水塗装も修繕の例として挙げる事ができます。

防水塗装は数度の重ね塗りが必要となる事が多く、全ての工程を終了するまでに数週間を要する事もあります。また、修繕費用は数万円から30万円程度までになる事もありますが、屋根だけでなく、外壁全体を塗装すると費用がお得になる事もある為、保険金が下り、金銭的な余裕があれば検討してみると良いでしょう。

これらの例を参考に、自身の家の屋根が破損した時に必要な修繕費などを算出しておけば、いざという時に必要な金額も把握する事ができ安心です。また、風災が訪れた時の為に、信頼できる修理業者を見つけておく事も忘れない様にしましょう。

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